資金繰り診断士® 養成講座

講座概要

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資金繰り診断士は、国に商標登録を受けた資格制度です。

 資金繰り診断士は、「資金」を基準として常に先を見通し、社員への還元を考え、企業の長期的な継続と繁栄を図っていくことを使命とします。
 資金繰りを安定化させ、企業を成長させるためには、「売掛金」「買掛金」「在庫」の管理レベルを上げ、常に先を見て手を打つことが重要となります。また、資金繰り表を活用することで、社長でさえ気づいていない様々な課題を浮き彫りにすることができます。これにより、企業の体質を改善させ、資金が残り安定した成長ができる企業に変えることができるのです。

具体的な資金繰り診断士の役割

  1. 年間を通じて資金繰りに支障が出ないよう、資金調達の金額と時期を決定します。
  2. 資金調達にあたっては、企業のB/Sを考慮し安易な借入にならないよう留意します。多く借りれば資金繰りに問題は起きませんが、それにより企業の体質を甘くしてしまう危険性があります。企業の体質を筋肉質なものにするよう、常にB/Sの改善を意識するようにします。
  3. 企業の資金繰り上の課題を把握し、それを「業務プロセス」の改善まで落とし込み、時には組織や人事面の改善にも取り組みます。決して妥協することなく、企業に「資金」を残すことを第一目的とします。

試験要項

資金繰り診断士試験は、一般社団法人 資金繰り診断士協会が資格の認定を行います。
2日間にわたる研修の後、認定試験(筆記)を受けていただきます。

対象者

中小企業経営者・幹部、企業の経理担当者、税理士、会計事務所職員、金融機関職員など

受験料

120,000円(税込)

資格取得の流れ

まずは試験日程についてお問合せ下さい。
その後、申込書を送付いたします。

まず2日間の講義を受けていただき、その後に認定試験を行います。
【1日目】10:00~17:00(講義)
【2日目】10:00~14:00(講義) 14:10~15:00(試験)

2週間程度で、郵送にて合否の連絡をいたします。
合格の方にはライセンスカード(認定証)も合わせてお送りいたします。

講義内容

資金繰り概論
・資金繰り診断士の業務と役割
・経営的経理の必要性 他

資金繰り実績の作成・分析
・資金繰り実績の作成
・売掛金、買掛金に着目した分析
・経常外収支、財務収支の分析
・キャッシュポジションについて
・製造業の資金繰り事例
・建築、材木加工業者の事例 他

資金繰り診断士として知っておくべき企業の実態
・業績改善できる企業とは
・パン製造小売業の事例
・中小企業の成り行き経営4つのステージ 他

資金繰り予想とB/S予想
・資金繰り予想の作成
・資金繰り予想の活用事例 他

ワーク
・資金繰り予想の穴埋めワーク 
・資金繰り予想作成 他

試験内容

出題形式 筆記(記述式)
試験科目 事例企業の分析、資金繰り計画の策定など
問題数 大問 3問程度
試験時間 50分
合格基準 100点満点で70点以上

試験委員

古尾谷 未央(ふるおや みおう)

大学卒業後、中小企業金融公庫(現 日本政策金融公庫)へ入庫。10年の在籍で融資、審査、事業再生、債権管理など中小企業金融に関する幅広い業務を経験。その後、(公財)日本生産性本部を経て、元上司の支店長とともに中小企業向けのコンサルティング会社を設立。現在、有限会社竹橋経営コンサルティング代表。

【著書】
・借りない資金繰り(同友館)
・新米社長チワワvs政府系金融機関(同友館)
・銀行員が納得する経営改善計画書(D-create)
【連載】
・近代セールス(2018年4月1日号~2019年3月15日号)
・週刊金融財政事情(2019年12月2日号~2020年1月20日号)

津島 晃一(つしま こういち)

早稲田大学法学部卒業後、松下電工(現パナソニック)を経て、(株)光建設(現ヒカリ)取締役に。4代目社長を務め、社長職の引き受けと引渡しを経験。神戸大学でMBAを取得後、嘉悦大学大学院博士後期課程修了、博士(経営管理)。現在、事業承継研究所所長、(株)ヒカリ相談役。

【著書】
・お金をかけない事業承継 (同友館)
・21世紀中小企業者の主体形成と継承[共著](同友館)
【連載】
・近代セールス(2019年4月1日号~)
・信用金庫(2018年10月号~2019年8月号)

前田 康二郎(まえだ こうじろう)

数社の民間企業で経理・総務・IPO業務、中国での駐在業務などを経て独立。現在は「フリーランスの経理部長」「IC:インディペンデント・コントラクター(独立請負人)」として会社のさまざまな課題を解決するコンサルタント業務を行うほか、企業の顧問、社外役員、日本語教師としての活動、ビジネス書やコラムの執筆なども行っている。

【著書】
・スーパー経理部長が実践する50の習慣(日本経済新聞出版社)
・ムダな仕事をなくす数字をよむ技術(クロスメディア・パブリッシング)
・職場がヤバい!不正に走る普通の人たち(日本経済新聞出版社)
・スピード経理で会社が儲かる(ダイヤモンド社)
・自分らしくはたらく手帳[共著](クロスメディア・パブリッシング)
・経営を強くする戦略経理[共著](日本能率協会マネジメントセンター)
・AI経理 良い合理化 最悪の自動化(日本経済新聞出版社)
・伸びる会社の経理が大切にしたい50の習慣(日本経済新聞出版社)

榎本 明(えのもと あきら) 中小企業診断士

日本政策金融公庫 福井支店長、同岐阜支店長などを歴任。退職後、中小企業の経営や資金繰り改善の支援にあたる。

お気軽にお問合わせ下さい TEL 03-6407-8799 受付時間 9:00 - 17:00 [ 土・日・祝日除く ]

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