金融機関は、社長が困る、回答に窮する質問をよくします。

それに対して社長は、ついつい嘘を会話の中に入れてしまうことも多いでしょう。全くの嘘ではないにせよ、後々それが虚偽と発覚してしまうと、金融機関は社長に対して不信感を持つようになってしまいます。“少しくらいの嘘なら・・・”という安易な考えはやめなければなりません。正直に話せば、話も矛盾せず、金融機関から信用を得ることができるはずです。

この小さな行き違いが、将来の大きな溝となっていずれ表れてくるのです。取り返しがつかなくなる前に、企業から金融機関に対し、話し合いの機会を持つようにするのが良いでしょう。社長自らが行動してこそ信頼回復につながるのです。