企業の営業責任者には、売上目標と入金を関連付ける感覚を養ってもらうことが大切です。多くの場合、どうしても「販売して終わり」になってしまいがちです。そのため、売上予定とともに売掛金の「回収予定」を立ててもらい、回収責任をしっかりと持ってもらうことが重要となるのです。

そのためには、まず1年分の売掛金の回収実績を把握してもらいます。次に、年間の企業の資金繰りを知ってもらい、営業がどのような行動を取るべきか、自ら考えてもらうのです。

こういった、社員一人ひとりの意識と行動が「利益」と「資金」につながっていくのです。