社員は、「これまで通りやっていれば何も文句を言われない」と考えてしまうと、惰性的に仕事をこなすようになってしまいます。ここを切り替え、社員に危機感を与えるにはどうしたら良いのでしょうか。

ひとつの成功例としては、得意先や1つの事業を切り捨てることが挙げられます。これは社員にとって大きなインパクトとなり、自分が今後どうすべきかを考えるきっかけになります。

このように、何かを切り捨てた上で、背水の陣で新しい取り組みや営業施策を実行させることは、企業の体質改善に最も効果があるといえます。良い経営者は切り捨て名人です。もちろんこれは「人」ではなく、「事業」の切り捨てに関してです。