多くの中小企業において、数字の分析は社長が行っていることが多いと思います。しかし、売上10億売上を超えたあたりで、社長1人では管理ができなくなってきます。それは、スパンオブコントロールを超えてしまうからです。

本来は、そういった状態になる前に、分析できる人材をしっかり揃えておく必要があります。しかし実際のところ、多くの企業ではそれができていません。会計士でもここを理解している人はほとんどいないと思います。

どのような人材が良いかというと、例えば、数字が見える元銀行員などが入ると強くなります。社長は、資金繰り面、資金面から1年間の数字を把握することが重要となります。そのための人材確保は必須といえるでしょう。