業績が改善しないと悩む多くの中小企業では、トップと現場にギャップが生じています。

経営者サイドは、現場が思うように動かないと考えます。さらに、顧客からのクレーム等についても、一向に改善しない現場が悪いと思い込んでいます。逆に現場サイドは、経営者が要求ばかり突きつけてくると考えます。このような悪循環に陥っている企業は、一刻も早くそれを解消しなければなりません。

そのためには、経営者が地道に現場の意見を聞き出し、寄り添い守るという考えを持つことが大切となります。これが、遠回りに見えて、実は一番の近道なのです。急激に変えようと思っても難しいため、現場の一人ひとりと向き合う時間を作ることが重要です。お互いが考え方を少し変え、歩みよることで溝が埋まり、良い組織になっていくのです。