決算書と資金繰りの役割の違いを考えてみたいと思います。

決算書は税金計算をするのが一番の目的であり、言わば過去を見るものです。それでは資金繰りの役割は何でしょうか。それは、「未来を考えるため」だと言えます。ただし、資金繰りの予想を作成すれば良いという単純なものではありません。資金繰り予想と合わせて「B/S予想」を作り、企業の未来の姿を見ていくことが大切になるのです。