現在、多くの企業でリストラが必要な状況にあります。船から1/3の人を下ろし、残った人で企業を運営していかざるを得ない状況になっています。この言い回しは、社員にとって、納得性を高める比喩でもあります。

企業再生の場面では、経営者以下が団結して取り組まなければ、改善は期待できません。ある企業では、幹部から「まったく団結力がない」との発言がありました。社員の意識がバラバラの状態では乗り切ることはできません。こういった場合、経営者による不退転の決意表明も必要といえます。