ほとんどの企業は、創業から今までずっと順風満帆に来たわけではありません。

例をあげると、ある無借金の優良企業は業歴50年を数える中で、これまで7回の倒産危機がありました。仕入の支払ができなくなり、金融機関からも融資を断られ、社長は血尿を出しながら仕事をしていたそうです。しかしその都度大きな変革を断行し、乗り越えてきました。
企業ではこういった危機を乗り越えながら「企業文化」というものが作られます。この過程を知ることが、資金繰り予想を分析する際にも重要となるのです。