企業において、ある事柄が常識になってしまうと、それについて誰も考えようとしなくなります。例えば「この取引はこういうものだ」と変に納得してしまい、誰もおかしいとは思わなくなってしまうのです。しかし、これほど危険なことは無いといえます。

経営者や幹部は、企業の常識となっていることを疑う必要があります。「今までの方法で本当に良いのか」「数字はどうなのか」などを常に考え、臨機応変に対応できる柔軟性を持つことが大切となります。そういった考えが無いと、企業は自然にどんどん悪い方向に行ってしまうのです。